2021.11.08
院長の金原です。
昨日、日進市の医療介護事業の一環として看取りのお話を聞いてきました。
看取りとはなんでしょうか?
誰しもが避けることのできない、人生最期のときを迎えることです。
人はそれぞれ、どういった最期を迎えたいのか?
どこで、だれと、いつ(これは難しいか)といった様々なことを考えておくことが大事です。
近頃、ACPという言葉もよく聞かれるようになってきました。
アドバンス・ケア・プランニングー人生会議ー
患者さんを主体として、その家族や近しい人、医療ケアチームが繰り返し話し合い、患者さんの意思決定を支援するプロセスのことです。
こういったことはいつ、だれが来るかは本当にわかりません。
まずは親からという順番が通常ですが、人生何が起こるかわかりません。
家族で常々話し合っておくことが大事です。
私は歯科医師ですが、最期を看取ることも経験しています。
訪問診療を行なうということは、その人の人生最期に踏み込むということとイコールに近いと考えています。
こちらも相当の覚悟で訪問を受けます。だから最後まで真剣にケアします。
ご家族にはやはりそういうことは伝わりますね。一方通行の想いではなく両想い(懐かしい言葉!!)で接したいですね。
今後もその気持ちに変わりはありません。
昨日の講演の場で、昔同僚だった看護師さんとお会いしました!
声をかけていただき嬉しかったですね。
今後訪問関係のお仕事が一緒に出来るかも知れません。そういった横の繋がりも非常に大切だと実感した日でもありました。