院長ブログ

訪問診療と嚥下とは切っても切れない関係!!

2017.08.03

院長の金原です。

今回は嚥下についてお話しようと思います。
嚥下(えんげ)とは簡単に言うと食物を飲み込む事です。年齢を重ねてくると筋力等が弱りむせる事
がたまにあります。その他、あらゆる病気の後遺症のために嚥下がしづらくなってしまう事もありま
す。これを嚥下障害と言います。

では嚥下障害が起こると何が困るのでしょうか?‥そうです!食べる事が十分に、満足にできなくな
ってしまうのです。それはとても悲しいことです。
やはり人間最期まで楽しみは何かと言うと、『食べること』なんです!!
それが制限されてしまうことほど辛いものはありません。

ではでは、そのような症状が出たら、若しくは出始めたらどうすれば良いのでしょうか?

先ずは嚥下評価を行い、本当に飲み込みの障害が出ているのか?今の食事の形態で正しいのか?
胃瘻にしているけど‥本当は食べられるのではないか?ナドナド‥

ざっくりした事しか書いていませんが、本来はしっかりその方々にあったアセスメント(評価)を
行い検査等実施し、ご家族等にもお話を聞いて色々な面からアプローチを行っていきます。

その後リハビリ等が必要な方は訓練を行う事もあります。ほかにも色々な提案がございますので
ご家族でそのような悩みをお持ちの方がいらしたら、お気軽に私のところまでお尋ねください。

嚥下診療を行うという事は訪問診療を行う事とほぼ一致すると考えております。
外来まで通院されて出来る方もおれば、通院困難という方もおられると思います。
そのような場合でもご相談にのりますので安心してください!!

6年前にある施設で訪問診療を行い、嚥下内視鏡検査を実施した懐かしい写真があります~
これです(=^・^=)

IMG_1820.JPG

ブログ記事一覧に戻る